シャン州に来たなら、乗らなきゃ勿体ない!とにかく揺れる山岳鉄道。

シャン州観光と言えば、真っ先に思い浮かべられるのがインレー湖だと思います。

インレー湖のボートトリップは、バガンの遺跡観光などと同じく人気のアクティビティと言えるのではないでしょうか。

インレー湖以外にも、カックー遺跡や温泉、少数民族の村などなど。とても短期間ではまわり切れないくらいの魅力がいっぱいのシャン州には、2本のミャンマー国鉄の路線が敷かれています。

1つは、マンダレーからラーショーをつなぐ路線です。

温泉目当てにラーショーを目指す旅行者が多く利用し、世界で2番目に高いといわれるゴッディ鉄橋観光でも有名な路線です。

もう1つは、ターズィからロイコーとインレー湖への最寄り駅でもあるシュエニャウンを結ぶ路線です。

ヤンゴンからの直通列車も運行されていて、ターズィからカロ―までの急な傾斜をスイッチバック方式で登り、カロ―からシュエニャウンまでに広がる大平原を走り抜ける人気の路線で、車窓に広がる絶景目当ての観光客に人気の路線です。

今回は、もしインレー湖に行くなら、乗ってみて損はない素敵な鉄道旅をご案内できればと思います。

旅の宿の予約に便利!

時間と値段

まずは、タイムテーブルの確認です。

今回私が乗車したのは、シュエニャウン8:00発のヤンゴン行き列車{10DN/142DN}です。最終目的地のヤンゴンではなく、途中のカロ―までご案内できればと思います。

シュエニャウンからカロ―までの運賃は、1150kyat(115円)です。
シェアタクシーだと、だいたい3000kyat(300円)くらい見ておいた方がいいのかと思いますので、時間こそかかりますが、鉄道での移動の方が安く目的地まで向かえます。

シュエニャウン駅

列車の出発30分前には、既に乗客とみられる人たちがちらほら。事前の情報だと、早くいかないと席が取れないと聞いていたのですが、利用者はむしろ少ない印象を受けました。時期も関係するのかもしれません。

チケットを買って、乗り込んだ列車は完全に貸し切り状態。

一応全席指定なんですけど、私以外誰もいないので、見たい景色によって好き勝手に移動できるという、素敵な移動旅となりました。

ジャンピングトレイン

さて、時間になり列車は定刻の8時に出発しました。

動き出してすぐに気づかされたのですが、とにかく揺れます。上下だけじゃなく左右に、何かにつかまっていても身体を持っていかれそうになってしまうくらいの大揺れです。とてもじゃないですけど、揺れに慣れるまでは好きな席へと行き来なんて難しいと思います。それでも、検札に来る車掌さんのバランス感の良さ。私にもほしいものです。

車窓から望む大平原

車窓の外にひたすら続く大平原。田畑を耕す人々や、砂埃を上げながら走るトラック、通り過ぎる集落の中に見える日常など、車窓を眺めていて飽きることはありません。

バーワーサムサラー鉄橋

途中通り過ぎるヘーホーという地域にある高い鉄橋。

ゴッディほどではないが、結構な高さの鉄橋で、列車はいったんこの鉄橋の下をくぐって、大きく回りながら丘を登り切り、この鉄橋で通ってきた道を渡る構造になっていますので、下から見上げる景色と、上から見下ろす景色の両方を楽しむことができます。

途中通り過ぎる駅

 列車は、シュエニャウンを出るとヘーホー、アウンバン、カロ―と各都市の駅を立ち寄りながら、ヤンゴンを目指して走ります。

それぞれの駅には、頭に果物やお菓子やおつまみを載せた商人の人達がいて、窓越しにお買い物を楽しむこともできます。こういった買い食いも列車旅の楽しみではないでしょうか。

さいごに

とにかく時間なんてあてにならないと聞かされていたのですが、10分程度の遅れで、無事カロ―駅にたどり着くことができました。カロ―につく頃には、列車の揺れにも少し慣れてきたかなという頃でした。なんだか降りるのが勿体ない気もしましたが、また次の機会に。

いかがでしたでしょうか。

ミャンマーのシャン州の山岳鉄道の旅。お楽しみいただけましたでしょうか。

ミャンマーでは、長距離バスが移動手段としては一番発達していて、どの都市に向かうバスも、より早くより快適にですから、メジャーなのです。そこ行くと、安いけど時間が読めないし、遅くて不便な鉄道は敬遠されがちです。

ですが、鉄道旅だからこそ見られる車窓からの景色であったり、周りの人とのかかわりであったりがあるわけで、せっかく異国の地にやってきたのですから、普段の生活で追い求めているスピード感や快適さという概念を脱ぎ捨ててみませんか。

信じられないくらい激しい揺れに、ニヤッとしてみませんか。

郷に入れば郷に従え。その地を知りたければ、その地のものを食えというように、現地に染まってみるのも、あなたにとって素敵な思い出になるかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ミャンマー山岳鉄道に乗って かわいいワタシに旅をさせろ