ホルモン摂取の色々

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トランス当事者にとってホルモン摂取は、切っても切れない関係にあると思います。

皆さんは、どんな方法でホルモンを取り入れていますか?

  • ホルモン注射
  • 飲み薬
  • 塗り薬
  • 貼り薬

方法は、様々です。

ちなみに、私は以前は長らく注射でしたが、今は飲み薬を使っています。

訳あって、注射から飲み薬に代えました。

飲み薬でのホルモン摂取は、注射に比べて肝臓への負担が大きいにも関わらずです。

なのになぜ、飲み薬に代えたのかについて、書かせていただきたいと思います。

注射が怖いとか痛いというわけじゃありません。

理由は、ホルモン注射を打った翌日翌々日に激しい頭痛と吐き気で、酷い時には実際に吐いてしまったり、動けなくなるという事が度々あったからです。

結局、一通りの身体のお直しを済ませると、ホルモン注射を、打ったり打たなかったり、そのままフェードアウトしてしまうに至りました。

初めの頃は、まだ若かったからか、目立った症状などなく、何もなく過ごしていたのですが、30代も半ばに差し掛かり、身体に異変が起こり始めました。

まず初めに感じたのは、首から上だけが熱く火照った状態が続く、ホットフラッシュと呼ばれる症状です。

これくらいなら、不快感はあるものの、なんとか耐えれたのですが。

次第に、気持ちのコントロールの出来なさや、目の前がクラクラする立ちくらみなど、だんだんと誤魔化しが効かなくなってきました。

さらに、私の場合だけなのかもしれませんが、オネショが続いたのが、自分の中では一番ショックで驚きでした。

はじめ、近くのかかりつけの内科にかかったのですが、検査しても特に異常は見当たらず、そうこうしているうちに、様々な理由が重なり、会社へ行けない精神状態に陥り、休職する羽目になってしまいました。

その時にかかった心療内科で、先生とお話しする中で、もしかしたらホルモンバランスの乱れが、気持ちのコントロールの出来なさに関わっているかもしれないと気付き、念のためホルモンバランスの検査を受ける事にしました。

検査した結果、結果はホルモンの数値がほぼ0という、あぁやっぱりかという結果でした。

いうまでもなく、改めてホルモン治療を受ける事にしました。

主治医に、ホルモン注射を打った翌日翌々日に激しい頭痛と吐き気で、酷い時には実際に吐いてしまったり、動けなくなるという事が度々あったため、治療を中断して今に至っている事を、伝えました。

注射は、まとまった量のホルモンを一気に体内に入れ、それをゆっくり時間をかけて、身体に吸収させていくので、その量に、身体がうまく対応できてなかったのかもしれないと、主治医が相談に対して、そう答えてくれました。

もちろん、個人差はあって、大丈夫な人もいるのでしょうが、私はダメでした。

まずは、量を減らして回数を増やして様子を見ましょうと提案頂き、しばらくそれでやってみました。

確かに、頭痛や吐き気は少しはマシになりました。

だけど、仕事もあり家庭もあり、こまめに通院するのもなかなか大変で、結局行ったり行けなかったりで、あまり良い状態とはいえない状況でした。

改めて、その旨を主治医に相談した結果、飲み薬でのホルモン投与に切り替えるという事になりました。

飲み薬でのホルモン投与だと、一度の摂取での半減期は数時間もすれば迎えるので、それに合わせてこまめに摂取するといったものです。

注射みたいに、一度に大量を摂取するのではなく、こまめに少量を摂取して、働きを絶やさないようにするといった感じです。

私の場合は、朝晩の食後に飲むといった感じでした。

しばらく続けたあと、血液検査をすると、0に近かったホルモン数値も、一般的な女性の正常値の範囲内までになり、体調もほどほどには良くなったように感じました。

たまに飲み忘れることもありますが、自分にはこっちのがあってるなと思っています。

そして、今は飲み薬からジェルに切り替えました。理由は、肝臓への負担を考えてです。

まだ、変えたばかりなので、これからどうなるかわかりませんが、様子を見ながら、合いそうなら塗り薬に代えていこうかと考えています。

今回は、私が所謂更年期障害のような状態に陥り、ホルモン治療の方法を自分に合ったやり方に代えていった経験を書かせていただきました。

正直私がどんな方法で、ホルモンを摂取してるかなんて、どうでもいいことなのですが、ホルモン治療を必要とする人は、トランスだけではなく、中年以降降りかかる更年期障害を患った方なども、関わりのある治療なのです。

更年期障害は、なかなか気付きにくかったり、まだまだ治療がどのようなものかなど、情報がなければ、内科で検査して異常ありませんで、最悪気のせいかと放っておいて、原因不明と思い込んだ不調と付き合っていく事になります。

私は、まだ若い頃からホルモン治療を受けていたので、ホルモンバランスという知識まではいかなくても、ワードが頭にあったので、不調がホルモンバランスの乱れと、まだ早めにつながったからよかったものの、まだメジャーになってきたとはいえ、自分から動かない限り、普段からホルモンをよくよく耳にしてなければ、気づけないものなのかもしれないなと、ホルモンバランスと更年期障害が大きく関わる今回のエピソードを語り書かせていただきました。

少しでも、ホルモン治療を必要とするかたのお役にたてたら嬉しいです。

それでは、ご機嫌よう。



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投稿者: ritan279

Lisa Kawakami 旅を愛する元ニューハーフ。 関西を拠点に、夫婦で移動販売業を営みつつ、トランスジェンダー当事者の方向けにボイストレーニングやピアサポート的な活動をしています。 □過去の経歴 高卒後ニューハーフダンサーデビュー▶︎氏名性別変更▶︎女性として埋没生活▶︎語学留学▶︎タイで就職▶︎福祉関係に入職▶︎結婚▶︎鬱で休職▶︎飲食店を営む▶︎精神保健福祉士取得▶︎ボイストレーニング教室を始める▶︎移動販売業に転向▶︎今に至る □ピアサポート的な活動とは mtf向けボイスレッスン 情報発信 交流会etc □移動販売業とは 〜準備中〜

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