薄れゆく記憶の中にある変わりゆく街 異国情緒ある田舎町サワンナケートで想う

ラオスはランサン王国として1353年に、出来上がってから、350年間安定した時間を走り抜けてきましたが、それもずっとは続かず分裂しました。結果、隣国のシャム(タイ)とカンボジアに支配されてしまいます。

それからしばらく、フランスが東南アジアに植民地を求めて、シャムに戦争をけしかけると、ラオスは、シャムからの解放を狙いフランスと手を組み、シャムを倒したのですが、そのまま独立とはいかず、今度はフランスに支配されてしまいます。

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それからまたしばらくの月日が流れ、第二次世界大戦で日本軍がフランス軍を下し進駐してきたことを機に、晴れてラオスは、独立するに至りました。

しかしながら、第二次世界大戦終戦後に、フランスが再びラオスを支配下に置こうと、戦争をけしかけられ、表面的な独立を勝ち取り、後の1953年に正式な独立を果たしました。

それで”めでたしめでたし”とはいきません。

今度は、権力を奪い合う内戦です。さらに、ベトナムの戦争にも巻き込まれ、アメリカ軍の攻撃に晒され、国内は破壊され混乱しました。

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今回訪れたサワンナケートの街は、それぞれの戦争でアメリカから、そしてタイからの激しい空襲を受けた街でもあります。

ベトナムの影響を受けて、マルクス・レーニン主義を掲げるラオス人民革命党の独裁体制の、今のラオス人民民主共和国となったのは、ベトナム戦争が終わってからのことでした。

ここに至るまでに、たくさんの混乱を駆け抜けてきたラオスには、フランス支配下にあった時に建てられたであろう建築物が残されていて、サワンナケートの街にもそれらは多く残っています。

パステルカラーで、カラフルに彩られた壁が可愛らしく、それらの建築物を改築したカフェやゲストハウスがいくつかあり、そういったカフェで、ラオスコーヒーやビールを飲んでくつろぐ外国人がちらほら見かけます。

海外に混乱させられてきた人々からすると、想像もしなかったであろう今の街の姿こそ、サワンナケート旧市街の魅力の一つになってしまっているのも皮肉なものでもあると同時に、人間の逞しさや強さを感じます。

カラフルな彩りの街並みは、サワンナケートの魅力の一つでもあります。

西洋とアジアが見事なまでに入り混じる街中にあるカラフルな建築物に作られたゲストハウスの寝室に案内された私は、先客がいないのをいいことに、4つあるベッドスペースから、どれを今日の寝床にしようかと思案していました。

風通しの良い廊下に階段の踊り場。綺麗に塗り替えられたクリーム色の壁や天井。一見見た目は綺麗なのですが、建物そのものから漂う長い時間を過ごして来た趣を、どうしても感じてしまう。そこが、また一つの魅力なのでしょう。

考えた結果下の段の枕元に携帯の充電できる電源があるベッドを確保して、早速街歩きをすることにしました。

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ゲストハウスから、近場にある協会やメコン川など、見どころ的な場所を歩いてみましたけど、すれ違う人が全くと言っていいほどおらず、実はここは街なんかじゃなくて、街の形をしたハリボテで、テーマパークの一角かなにかじゃないのかと疑いそうになるくらいの寂しさでした。

2006年に、この街とタイのムクダーハーンを結ぶ橋が完成してから、ベトナムからタイまで陸路で繋がったことをきっかけに、中継地点でもあるサワンナケートは、政府から経済特区として指定されたことや、隣国タイの人件費高騰や大洪水を背景に、海外からたくさんの企業を誘致するに至ったそうです。

こうして発展するサワンナケートには、大型のショッピングモールができるなど、人々の生活にも少しずつ変化が訪れました。

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わざわざこんな南の外れまで行ってみたいような場所でもないと、あまり観光地としては薄い街だったからこそ、静かなアジアの田舎の風景を見ることができるのですが、いずれこんな静けさもこの街からは無くなってしまうのかもしれないと、少し寂しくもあります。

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地元の人からしたら、海外から企業が来てくれれば、雇用も増えるし、街の経済も潤います。生活が良くなるのだから、それはその方が良いでしょう。

私が感じた寂しさは、よそ者の単なるエゴでしかないのでしょう。

戦争では、散々に破壊され、戦後は寂れた田舎町としてヒッソリと落ち着いた時間を過ごしてきて、ようやく今大きく変わろうとしているサワンナケートの街から、眺めるメコン川に沈む夕日。

この景色だけはいつまでもこのままであってほしいなと思いました。

サワンナケートから眺めるメコン川に沈みゆく夕日。ただ川に夕日が沈むだけの風景なんですけど、それを求めてしまうんです。人工物よりも自然に惹かれてしまうのも、恐らく本能によるものなのでしょうか。
ゲストハウスの屋上からは、間近を流れるメコン川をゆったりと眺めることができます。
クリーム色の壁に緑の扉窓で統一された内装。吹抜けもある開放的な作りでした。
カーテンなどの仕切りはありませんが、当日は貸切状態で、私一人でした。敷布団がフカフカで、夜になるとちゃんとエアコンもつくので、快適に過ごすことができました。
今回利用させていただいたのは、ラオスのサワンナケートにある「SAVAN CAFE」です。旧市街のど真ん中にあるこじんまりとしたゲストハウスです。トイレとシャワーは清潔感があり、ふかふかの布団のベッドは、敷居はないものの、ぐっすりと眠る事ができます。屋上のテラスからは、メコン川と対岸のタイのムクダーハーンの街を眺める事ができます。最低限のサービスで、それが心地よく海外に来たと実感できるゲストハウスです。1000円/泊と、お財布にも優しい嬉しいお値段です。
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投稿者: ritan279

こんにちは。わにたんです。 現在、36歳の主婦です。 旅とピアサポート的な活動を愛しています。 □過去の経歴 高卒後ニューハーフダンサーデビュー▶︎2年間全く芽が出ず挫折▶︎3年目にしてセンター獲得▶︎性別変更▶︎語学留学▶︎タイで就職▶︎日本でOLライフ満喫▶︎結婚▶︎鬱で休職▶︎認知行動療法など学ぶ▶︎当blogを始め勉強中 普段は主婦しながら、関西でピアサポート的な活動をしています。旅や海外生活の経験やトランスライフを中心に書いていきます。 □ピアサポート的な活動とは mtf向けボイスレッスン 情報発信 交流会etc

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